今まで、「SQL?まあ多少は書けますよ」という顔をしてきたけど、実はSQLのことほとんどわかってないのよね…。
(データアナリスト / 文系出身 / 20代後半)
わたし、データアナリスト3年目!(2020年11月時点)
今までSQLでの集計はほかの人にお任せしてきたんだけど、ついに自分でイチからぜんぶやらないといけない案件を担当することになっちゃった…。
すぐにでもSQLを習得して、業務で使わないといけないの。どうしよー。誰かの書いたSQL文のコピペ&一部書き換えしかやったことないのに。
でも、やるしかない!かんばるぞ!
目次
わたしの場合:1. データアナリスト3年目だけど、まともにSQLが書けない
データアナリスト1〜2年目は、うまいこといい感じのポジションで、いわゆるデータ整備人の仕事はほとんどやらずにやってきました。ディレクションとか可視化とかが中心で、SQLはほかの人に書いてもらえる環境だったんです。
それに甘えて、自力でSQLを書こうとはせず…。急ぎのときだけ、ほかの人が書いたSQL文を切り貼りしてその場しのぎをしていました(なんとなーく何が書いてあるのかはわかる)。
しかし今年になって、そういうおいしいポジション外の仕事もしないといけなくなり、いよいよ自力でSQLを書いて進めないといけない状況に。そこから現在進行形で、SQLを勉強しています。
正直こんな記事を書くのはデータアナリストとして恥ずかしいですが、恥ずかしがっていてもSQLは上達しない!
自分が学んだこと、できるようになったこと、できないこと、教えてほしいことを公開して、自分を含めいろんな人の役に立つ記事にしていけたらなと思います。
なので、この記事は随時更新していく予定です。あなたの参考にもなりますように。
わたしの場合:2. とりあえずUdemy
SQLでデータを集計する案件を担当することになったものの、今すぐSQLを書かないといけないわけではない、というありがたい状況でした。
実際にデータ集計をするまでは1ヶ月くらいは時間があったので、その間になんとしてでもSQLを習得しなければなりません。
しかし、何から手をつければいいのかわからない。自分がどのレベルなのかもわかりませんでした。
とりあえず困ったときは書店へ!SQLの基本から学べそうな本を1冊買ってみました。
『スッキリわかるSQL入門 第2版』(Amazonで詳細を見る、楽天で詳細を見る)です。SQL入門の本がたくさんありましたが、その中でもやさしそうだったので。
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わかりやすく書かれていて初心者にやさしい本ですが、仕事終わりの疲れた状態でなかなか頭に入ってこなくて…。
短時間でSQLを習得しなくちゃいけないのに、イマイチ危機感がなく、毎日の中でSQLの勉強はついつい後回しになってしまいました。
SQLの勉強をいよいよやらないとヤバイ、でもやる気が出ない。そんな状況でふと思い出したのが、UdemyのSQL初心者向けコースです。
「はじめてのSQL ・データ分析入門 -データベースのデータをビジネスパーソンが現場で活用するためのSQL初心者向コース」
数年前に、何かの企画でプレゼントしてもらって、そのまま完全に放置していたものでした。まだ使える!よかった!

本がダメなら動画だ! 動画なら見るだけで受け身でも進むから、なんとか勉強できるはず。
そう思って、このコースを2日間くらいで流し見ることで、SQLの概要が頭に入りました。
※このコースではMySQLを使っていましたが、わたしは自分のPCにインストールしませんでした。あくまで動画を見て学習しただけです。とにかく早く終わらせたかったので。
コースの中の演習問題は、頭の中で想像する程度で、実際に手を動かすのは省略しました(これはよくないと思います)。
今まで人の書いたSQL文をよくわからないまま切り貼りしていましたが、このコースをざっと受けてみて、やっと基本的なことがわかったように思います。
わたしの場合:3. 初心者にはPostgreSQLがいいらしい?
本ではうまくいかず、なんとか動画でSQLの基本を学習したわたしですが、いよいよ業務でSQLを使って集計する時が近づいてきます。
この時点での状態は、某ゲームで例えるなら「ひのきのぼう」は装備した状態。とりあえずほんの少しは戦えるはず。なんとなくSQLがどういうものなのか、概要だけはわかった状態。
しかし、武器を持っていても、戦う場所に行かなければ意味がありません。そう、SQLを書く場所を用意しないといけないですよね。データがあっても、それを処理するツールがなければ何もできませんから。
ちょっとネットで調べてみたら、初心者にはPostgreSQL(ポスグレエスキューエル)というのが良さそう、とのことでした。MySQLよりも、ポスグレのほうが書き方が標準的なんだとか。よくわかりませんが、ポスグレに決定!
そう決めたからには、PostgreSQLの本も買っておきましょう。入門の本がいいですよね。
『PostgreSQL徹底入門 第4版』(Amazonで詳細を見る、楽天で詳細を見る)を購入しました。大型書店で買いましたが、これが目立つように置いてあったので、イチオシみたいです。
そしてこの本を見ながら、PostgreSQLをインストールしていきます。
PostgreSQLには「pgAdmin」というGUIツール(直感的にマウスなどで操作していける)があるので、黒い画面(ターミナル、または、コマンドプロンプト)を使わなくても大丈夫なようです。ありがたいー!
で、PostgreSQLの中に新しいデータベースを作って、ネットでオープンデータを探してきて、テーブルを作ってオープンデータを入れて、SQLを書けばいろいろ集計できるところまで来ました。
そんなに大きくないデータだったので、「select * from hogehoge」を実行。全データが表示されました!第一歩は踏み出せましたね。
わたしの場合:4. 戦い方を戦場で習得していくスタイル。
ローカル(自分のPC内)でSQLを書いて集計できる環境が一応できた段階で、一度軽めの集計を実務でやらせてもらえることになりました。
もうゆっくり勉強する時間はありません、戦い方は戦場で習得していくスタイルです。
先輩データアナリスト(もちろんがっつりSQL書ける)と一緒に、とある集計案件を担当します。といってもその先輩も忙しいので、SQLの書き方を教えてくれるわけではなく…。
「はい、じゃあこれをSQLで集計してくださいね。こっちでも出してみて、数字確認しますから」
という感じでスタートです。そう、自力でやるしかありません。
軽めの集計案件とはいえ、到底”ひのきのぼう”では歯が立たず、ネットで調べまくって少しずつ武器(集計方法)をかき集めて対応していくことになりました。
最終的に、一部ミスがあったものの、わたしがSQLで書いた集計処理の大きな流れはOK。なんとか形にできて、初戦終了となりました。
自分だけでやっていたら集計結果に少しズレがあったので、やっぱり先輩データアナリストの確認があってよかった…!
こうやって実務でSQLを使って、「ヤバイ、わかんない、でもやらなきゃ!」と無理矢理にでも技術と感覚を身につけていくのがわたしには一番合っていそうです。
そうできる環境があること自体がありがたいですね。
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以降、こんな感じでSQLの経験を積んでいくことになります。今では、できること、わかることが少しずつ増えてきました。
◆ SQLの勉強で買った本
長くなりそうなので、別記事にまとめました!

◆ どうやってSQLを勉強したのか、おすすめの本、おすすめのサイトなどなど、教えてください!
わたしは、「動画でざっとSQLの基本を学ぶ→PostgreSQLをインストールする→実務で経験を積む(わからないことだらけなのでネットで調べまくって解決)」という流れでSQLを勉強してきました。
これが良い方法かと聞かれるとわからないし、その人のタイプによっても合う合わないが変わってくると思います。でも、ほかにもいろんな学び方があるはずー!
もしあなたがSQLを仕事で使っている人なら、どうやって勉強したのか、かゆいところに手が届くようなおすすめの本、サイトなどなどをぜひ教えてください!TwitterのリプライやDMもらえるとうれしいです。このブログで紹介させてください。
もしあなたがSQLを仕事で使うけど今何もできない人なら、一緒にがんばって勉強していきましょうね!!!わたしでわかる範囲ならお答えできるので、同じくTwitterのリプライやDMで質問あればお送りください。