人は、どういうときに転職を考えるのだろう。

人はどういうときに転職を考えるのか_アイキャッチ

前のやや暗い記事で、「大丈夫?」「転職しないの?」とご心配をいただき…。直近その予定はないんですけど、この機会に改めて、転職について考えてみました。

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病んで会社を休んで運転免許を取りに行った話_アイキャッチー データ整備で病んで、会社を休んで、運転免許を取りに行った話。

会社と自分の関係

今まで2社経験しました。1社は今も働いていて、1社は数年前に退職しています。

ぶっちゃけ、どっちの会社でもいい思いをしたし、酷い目にもあったし。ただ、退職した会社では、会社とわたしの関係が、バランスが悪くなってしまったように思います。

これはわたしの個人的な考えですが、会社と自分は、あくまで対等な関係。

雇ってくれる会社のほうが偉いわけでもないし、働く自分のほうが強いわけでもない。お互いに、「得るもの・与えるもののバランスが取れている間は、一緒にいましょうね」っていうドライな関係、だとわたしは思っているんです。

だから、自分が利益を得るばっかりでも良い関係とは思わないし、自分があげるばっかりも良くない。

一時的にはもらうばっかりになったとしても、その分あとで貢献したい。逆に、いろいろやり尽くしてもう自分から会社にあげるものがなくなったら、別の会社と組んだほうが世の中のためにも自分のためにもなるんじゃないかな、と。

あとは、心身を壊してまで働くのも、いい関係では無いと思います。人間同士でも合う・合わないがあるように、会社と自分も相性の良し悪しがあるので。自分が我慢して壊れる必要は無いし、もっと合う会社を探すのは良い選択だと思います。

やめてしまった会社では…

やめた会社では、コピーライターとして働いていましたが、最初はもらってばっかりで。

第二新卒で、コピーライター未経験で採用してくれて、ライティングをイチから叩き込んでもらえました。正しい日本語を使うこと、〆切は何があっても守ること、良いところをアピールするだけじゃなくて悪いところだって隠さず書くこと。

何人もの先輩たちが並走してくれて、約半年でほぼ一人前になるまで一生懸命教えてくれました。本当に感謝しています。

だからわたしも早く役に立ちたい、もらった恩を返したい、と思って必死で頑張って。最初は失敗だらけでしたが、1年後には他社のライターにキャッチコピーとボディコピーをほぼ丸パクリされるくらいまで(※もちろんこれはやっちゃいけないことです。抗議して止めてもらいました)、上手に書けるようになりました。

でも、仕事量がとにかく多くて…。他の人はなんとかこなしている量でも、わたしにはいっぱいいっぱい。帰宅してからも仕事、時には朝まで仕事、さらには土日まで原稿に追われる日々。

「わたし以外はできているのに、どうして自分にはこんなにしんどいんだろう。どうしてもっと要領良くできないんだろう」「このハードワークは自分の成長のためでもあるのに、毎日毎日息苦しくて溺れそうなのはどうして…」とつらくなるばかりでした。

なんとか踏ん張って食らいついていましたが、どんどん心身を消耗して、「こんな生活があと何年も続くなんて、無理だ。もう頑張れない」という結論を出しました。これ以上はこの会社に貢献できない、と。

2年ほどで辞めてしまったので、正直、十分に恩を返すまではいかなかったかもしれません。ただ、上司からの暴言・人格否定などもあったので、「でも早く辞められてよかった!」とすら最終日には思ってしまうくらいでした。

今も働いている会社では…

一方で、データアナリストとして働く今の会社では、一時的にはきついこともあります。

終電が無くなって、何度も自動でオフィスの電気が消える中、朝までパソコンに向かい続ける日もありました。在宅勤務がメインの現在は、電車を気にしなくていい分、早朝や深夜に作業してしまっている日だってあります。

そのほか、どうにも相性が悪い人がいたり、案件によってはほぼ一方的にいいように利用されたりして、つらくなった時期もありました。

でも、それが常態化はしていないんですよね。

忙しい時期もあるけど、ゆっくりできる期間もある。ずっと忙しくて走り続けていた前職とは違い、現職ではスキルアップやインプットのための充電期間も少しはあります。それに、上に相談すれば、どうしても合わない人や案件とは離してもらえます。

まあ、わたしはお豆腐メンタルなので一時的には病むこともありますが、今の環境ならなんだかんだやっていけそうかな、って。やりたいこともあるし、しばらくは大丈夫そうです。

就職・転職と、結婚は似ている?

ちなみに、「就職・転職と結婚は似ている」って例えられることも多いみたいですが、ここも考え方は人それぞれだと思うんですけど、わたしはぜんぜん似てないなと思っています。

わたしは、旦那さんから得るものがなくなったら、自分があげられるものがなくなったら、離れようとは思わなくて。究極的に言えば、そこにいてくれるだけでもいい。生きててくれたらいい。自分があげるばっかりでバランス悪くてもいい。なんでだろう、不思議ですね。

でもやっぱり会社と自分は、家族でもなんでもないし、あくまでwin-winの関係であるべきだと思います。

あげるものがあって、得るものがある。自分のスキルを活かしてできることがあって、それが必要とされていて、働きやすい環境やスキルアップへの理解・支援などがある。

給料や福利厚生や案件の内容なども大事ですけど、そういう与えられるものに対して、自分はどれだけ貢献していけるかな、っていうのはいつも考えていたいですね。

もうあげるものがない、または搾取され続ける、というのであれば、その関係は解消すべきだと思います。そうなればわたしも転職かな、と。

だから、評価・給与が低いとか長時間残業とか、どれか一つの要素ですぐに「転職だ!」とはならなくて。あくまで、あげられるものと得るもののバランスを見ています。短期的には偏っていてもいいけれど、長期的にバランスが取れるか? をよく考えています。

いろんな会社や人を見てきて

あとこれは余談ですが、わたしは今までコピーライターとして、求人広告を数百件ほど書いた経験があります。まだ短い社会人人生ですが、いろんな人と関わって、働いてきました。それで見てきたことですが…

そこに悪意があったりなかったりするんですけど、

無自覚だったり、むしろ善意をかぶって「あなたのために」って言ってきたりするんですけど、

「相手を利用し尽くそう、おいしいところだけしゃぶり尽くそう」とする会社や人がやっぱり一定数存在します。

正直、ここの求人は書きたくない、と思ったことが一度や二度ではないです。

そういう会社や人と関わると、気づいたらあげるばっかりになります。搾取され続けて、相手と自分とのバランスが悪くなります。

なので、「どうしようもなくずっとつらいな、しんどいな」と思ったら、わたしみたいに「会社と自分の関係、あげる・もらうのバランス取れてるかな?」って一度考えてみるのはアリかもしれないです。

もちろん、人ぞれぞれいろんな考えかたがあるので、一例として参考になれば幸いです。