午前中だけで4回採血をした日。<妊娠出産記録011>

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75gブドウ糖負荷試験

妊娠糖尿病と妊娠高血圧症候群。この2つは、妊婦が気にする2大疾患と言ってもよいだろう。妊娠糖尿病は、妊娠初期と妊娠中期の血液検査で。妊娠高血圧症候群は、妊婦健診時の血圧測定と尿検査でチェックされる。

わたしはというと、妊娠してから食欲がなくなって甘いものなんてほとんど食べていないし、血圧も毎回低めだし、糖尿病も高血圧も自分とは無縁だと思っていた。

しかし、予想外に、検査に引っかかってしまうときが来た。妊娠中期の血液検査だ。

妊娠29週目での妊婦健診にて。「もし妊娠糖尿病のおそれがある場合は、電話でご連絡しますね」と担当の産婦人科医に言われて、通っている総合病院の採血室へ。

まあでもわたしは大丈夫だろう、妊娠初期だって特に何も言われなかったし、と思いながら血を抜かれた。この採血室のスタッフさんたちは、さすが総合病院で一日に大量の患者さんの採血をしているだけある。採血がめちゃくちゃうまいし早いしで、とても楽だった。

それから次の妊婦健診まで電話もなにもなく、2週間が経った。いつもの「特に問題ありませんでしたよー」を聞くために診察室へ入ると、担当医からスッと白い紙を差し出される。この前の採血の結果だ。

血糖:102

んん? 数字の下に赤い線が引いてある。

「これね、ちょっとだけ血糖値が高めだから、次の検査に進みます。サイダー飲むやつなんですけど、知ってますかね? 来週も来院できます?」

先生曰く、今回の随時血糖(朝食はふつうに食べて血糖値を測ったもの)の結果で、血糖値が高くない、と判断される基準が100未満らしい。つまりわたしは、ほんの少しだけ超えてしまっていた。

まだ今の結果だけでは、妊娠糖尿病ではない。妊娠糖尿病の疑いがある、という段階だ。それをはっきりさせるために、75gブドウ糖負荷試験、というものを受けるらしい。

「この数値なら、たぶん問題ないと思うから」と先生に言われつつ、血液検査の予約を取ってもらった。

そして当日。採血室へ行く。朝食を抜いた状態で、まずはふつうに採血。これが1回目。

採血後、スタッフさんが目の前で冷蔵庫から、小瓶に入った飲み物を取って、わたしの目の前に置いた。無色透明だ。青色のラベルがついていて、「トレーランG液75g」と書いてある。225ml。まあまあ量がある。それを大きな紙コップに入れてくれて、今ここで、目の前で全部一気に飲んでください、とのこと。

味は……ああ、甘くておいしい! この飲み物、なんというか例えるなら、三ツ矢サイダーの無臭版、かな。朝ご飯を食べていなかったから、とりわけおいしく感じるのかも。炭酸が入っているので一気飲みはややきつかったものの、割とすんなり飲めた。

そして、30分後に2回目の採血。この時点で、両ひじの内側に絆創膏が貼られた状態になる。

そこからさらに30分待ち(つまりサイダーを飲んでから1時間後)に、3回目の採血。

もう嫌だ。今度はどこから取るのかと思ったが、最初に採血した左ひじの内側に貼ってある絆創膏をベリっと剥がされて、ちょびっと涙目になっているうちに前回針を刺したところとは少しずらしたところ(別の血管)から血を取られた。痛い。つらい。おうちに帰りたい。

さらにさらに1時間待ち(これでサイダーを飲んでから2時間後になる)、4回目の採血。

座って待っている間、腰が痛くてしんどかった。これで最後だ。またまた、すでに貼ってある右ひじの内側の絆創膏を剥がされ、すでに刺した部分とちょっとずらした場所に針を刺される。大人なので我慢できたけど、子どもだったら号泣してたかも。

この何回も採血されるの、待ち時間も長いし、地味につらい。採血室の人が採血上手でも、もうしたくない。

結果、4回とも基準値を下回り、わたしは妊娠糖尿病ではない、と判断された。

ひと安心したものの、やっぱり妊娠中は何があるかわからないなあ、と思うなど。甘いものを食べていなくても、妊娠中期の血液検査には引っかかったし、妊娠中はいつも以上に健康に気をつけないといけないようだ。食事は栄養のバランス良く、多すぎず少なすぎず食べるようにしよう、と改めて思うできごとだった。

まあでも妊娠糖尿病は、妊娠中に体質が変わってしまってなるものらしい。なので、気をつけていても、なるときはなっちゃうのかもしれないけど。

寝返りすらしんどいし、息も思いっきり吸えない

妊娠8ヶ月くらいになると、もうお腹もしっかり出てきて、妊婦さん体型そのものだ。

美容院では(12月に出産するが髪を切ったのはこの9月が最後だった)、美容師さんからも「お腹が大きいですね!」と言われる。今まではちょっと太ったくらいの人と紛らわしかったけど、他の人から見ても妊娠してるのがはっきりわかるようになったらしい。

お腹が大きくなってきたからか、外出するとすごく疲れるようになった。午前中買い物に行ったら、午後は何もできないくらい。体力がなくなっているし、疲れやすくなっている。翌日ですらしんどい。体力をつけようと散歩するのに、そのせいでぐったりしてより休みが必要になる。つらい。

なんだか目もすごく疲れやすくなった気がする。妊娠前なんか、ソファーで横になりながら、延々とYoutubeを見続けられたのに。今は目がしょぼしょぼして無理だ。パソコンでの作業ですら、すぐ目が痛くなってしまう。

しかも、夜になかなか寝付けなくなってきた。何度も寝返りをしてしまうし、3〜4時くらいに一度トイレにも起きるし、ぜんぜん眠れない…。子宮あたりが伸びてきている影響なのか、寝ているとき、たまに下腹部がピリッと痛いし。

胎動は夜の23時〜1時くらいがけっこう激しかった。もうパーティータイムだ。今まではかわいい感じだったけど、妊娠29週目ではがっつり内臓を蹴られている感じがする。うぅ、ってなる。歩いていても座っていても胎動がわかる。

さらに、肺が圧迫されてきているのか、横になっていても座っていても息苦しい。深呼吸できない。生きてるだけでもしんどくなってきた。でも妊娠9ヶ月、10ヶ月になったらもっとお腹大きくなるんだし、大丈夫かしら…。ふぅ。

だらだらと書き連ねてしまったが、妊娠後期もこんな感じでなんだかんだ体調が悪い。

また、この頃わたしは体重がほとんど増えなかった。

2週間ごとの妊婦健診で、2回連続同じ体重。でも胎児は大きくなっているらしいからよかった。先生も、無理に増やすものでもない、問題ないって言ってくれたし。体重が増える分には厳しく言われると聞いたことがあるが、増えない分には特に指導は入らないのか。そういうものなのか。

ちなみにお腹は大きくなっても、妊娠線(皮膚が割れて赤色っぽいあざのような線が出てくるもの)はできていなかった。妊娠初期からちまちまと塗っていた、ワセリンが効いていたのかもしれない。妊娠後期には、友人から素敵なオーガニックのボディオイルをいただいたが、それも効いたのかもしれない。結局、わたしは妊娠線はできなかった。

一方で、この頃になると「正中線」というものは出てきた。おへそから胸にかけて、うっすら茶色の線が入っている。これは妊娠線とは違い、産後に消えるらしいが、本当だろうか。それくらい、くっきり出てきていた。この文章を書いている産後3ヶ月経った今も、この正中線とやらは消えていない。

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