結論から言うと、応用情報も合格しましたー! やったー!

昨年(2019年)は基本情報に合格。今年(2020年)は応用情報に合格。いいペースです。ただし午前の点数が60点で、超ギリギリでしたが…。
目次
(1)なぜ応用情報技術者試験を受けようと思ったのか。
そりゃあもう、基本情報に合格したので、次は応用情報でしょ! と。
相変わらず今所属している会社では特に何も出ませんが(合格したらお金が出る会社もあるらしい。うらやましい)、いざとなれば転職でもちょっとは活かせそうなので受けたいと思いました。
- 文系出身(学部卒)
- データアナリスト3年目
- ちょっとだけ書けるのはSQLとRとPython
- 基本情報には合格している
- 応用情報の試験範囲で詳しいのは、データベースくらい(ネットワークとかシステム開発とかはよくわからない)
(2)一発合格した勉強法 <使った参考書と過去問集>
買った本はこの4冊!
『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者』(※本の画像をクリックすると、この本のAmazonのページが表示されます)
これ、正直、買わなくてもよかったかも、と思っています。中身は、前買った基本情報のやつとあまり変わらないような…。7〜8割くらいは同じ内容な気がします。
『応用情報技術者 パーフェクトラーニング 過去問題集』(※本の画像をクリックすると、この本のAmazonのページが表示されます)
さらにサイトから過去問をダウンロードできます。基本情報のときに使ってて良かったので、応用情報でも購入しました。
『情報処理教科書 情報処理試験の計算問題がちゃんと解ける本 第2版』(※本の画像をクリックすると、この本のAmazonのページが表示されます)
応用情報に合格した知人が紹介していた本。しかし買ったものの、1/4くらいしかやれなかった…。
『応用情報技術者 午後問題の重点対策』(※本の画像をクリックすると、この本のAmazonのページが表示されます)
これも応用情報に合格した知人が紹介していた本。しかし買ったものの、ほとんどやらなかった…。
で、どんな感じで応用情報の勉強を進めていったかというと…
<12月中旬> 本を買いに行く

『キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者』と『応用情報技術者 パーフェクトラーニング 過去問題集』を新宿の大型書店で購入しました。他の技術書を買うついでだったような気がします。
買ったからには合格しないとな! と気合が入りました。
<1月〜7月ごろ> 応用情報のことをほぼ忘れる
基本情報に合格したのが11月で、さすがに次の春に受けるのはキツいので、その次の秋に受けることに。基本情報は勉強不足のまま受けてしまったので、応用情報はちゃんと時間をかけてしっかり勉強するつもりです。
が…ほら、いろいろ忙しいじゃないですか。仕事はもちろん、ほかも、ね? 本を買ったきり、応用情報のことを忘れている日々でした。
そしてたまに思い出すも、やっぱりなかなか勉強しません。やれよ…。
<7月末ごろ> 応用情報技術者過去問道場で、過去問を模試形式で解いてみる。
いよいよ試験が3ヶ月後に迫ってきて、やっと焦り出し、特に対策もしないまま試しに午前の過去問を解いてみました。応用情報を受ける人なら、きっと一度はお世話になるはず、応用情報技術者試験過去問道場です。
もう何度ここで午前の過去問を模試形式で解いたことか…。サイトの運営者様には足を向けて寝られません。
結果、正解率40%。やばい! このままじゃ落ちる!
ここで、知人から貴重なアドバイスを受け(下記のnoteの記事)、参考書を追加購入。『情報処理教科書 情報処理試験の計算問題がちゃんと解ける本 第2版』と『応用情報技術者 午後問題の重点対策』です。いよいよ本気でやるぞ!と意気込みます。
この計算問題の本ですが、すごく説明がわかりやすくて、本当に買ってよかったと思いました。基本情報でよくわかっていなかった計算問題も解けるようになりましたから!
もしこの本を1冊しっかり勉強できていたら、もっと良い成績で合格できたはすです。実際はサボったり時間がなかったりで、最初のあたりとあとは苦手な部分いくつか、くらいしかやれませんでしたが。
<8月〜9月中旬くらい> 仕事が忙しくなってくる。

もう!これ基本情報のときと同じです!7月末の意気込みはどこへ行ったの?
確かにわたしの仕事、というか業界(広告系です)は残業が多いですが、でも土日なら少しは時間取れるから勉強しないといけなかったです。でも、疲れてなかなかやらず…。
たまに過去問にチャレンジ→全然ダメで焦る→勉強しなきゃと思う→仕事が忙しくて忘れる→また気まぐれにまた過去問にチャレンジ→全然ダメで焦る…を繰り返していました。


<9月下旬〜10月中旬> 週3日は試験対策をやる。
とにかく9月中には午前の対策を終わらせて、10月に入ったらすぐ午後の対策をやろうと決めました。この頃には、平日も含め、週3日は夜に勉強しています。が、9月中に午前の過去問をやって正解率が60%を超えたのは一度だけ。間に合わない感が出てきてさらに焦ります。
10月になったら、なかなか点数が上がらない午前の対策をしつつ、午後の問題も解きはじめました。が、全体の3割くらいしか正解できていない。やばい。仕事も終わらない。うわー、でもやるしかない。仕事をなんとか早めに終わらせつつ、過去問(午前・午後)を通しで2年分だけ、頑張って解いて答え合わせして復習しました。これが限界。あとは本番でがんばれ! って感じでした。
<2020/10/18> 試験当日
午前は、計算問題は比較的うまく解けたような気がします。『情報処理教科書 情報処理試験の計算問題がちゃんと解ける本 第2版』を全てやれたわけではないですが、この本をやっていたので計算問題は落ち着けばある程度解けるんだと自信がついていたのがよかったな、と。
出題された問題の2割くらいは全然わからなくて、あとの8割は「計算方法はわかる」「これ、どっちかだよな…」といったところ。いくつか計算ミスをしたり、迷ったあげく不正解の選択肢を選んでしまったりしましたが、なんとか60点取ることができていました。
Nana
午後は、ほかの分野よりは圧倒的にわかる「データベース」を解いて、そのあとはわかりそうなやつを選んで回答しました。「情報セキュリティ」は必須で、あと4問は、「データベース」「経営戦略」「システムアーキテクチャ」「情報システム開発」にしました。
文章が読めて一般常識があれば解けるのが2〜3割。あとは、計算ができるかどうか、専門知識があるかどうかで解けるのが6〜7割くらいかなと思います。午後はやや手応えがあって、結局73点でした。
(3)勉強して、合格して、何か変わった?
応用情報には合格したけど…っていう気分です。受かりはしたけど、コンピュータのことやネットワークのことがまだまだわからなくて、勉強が足りないなと思います。引き続き勉強していきたいです。
でも、応用情報を受けようと思わなければ、こういった勉強もしなかったはず。だから、資格試験ってやっぱりいいなと感じました。勉強するきっかけやモチベーションになるので。
次は、データベーススペシャリスト試験か、情報処理安全確保支援士試験を受けようかなと思います。どちらかというとセキュリティの勉強がしたいので後者に興味があるのですが、合格後に申請して登録セキスペになるメリットがあまりわからなくて…維持費用も3年で10万円超えてきそうですし…。どっちを先に受けるかはちょっと考えます。
余談ですが…。
同時に旦那さん(ネットワークエンジニアに近い仕事をしている)も応用情報を受けたのですが、わたしより圧倒的に良い成績で合格してました。この人、直前に参考書と過去問をさらっとやっただけで受かってるんですよね…。

ちなみに、試験後に旦那さんと一緒に答え合わせをしたんですけど、PoEのことを「あーこれか、正解、ポエだったんだー」と言ったわたしをものすごく呆れた顔で見てきました。いまだにわたしはポエ(PoE)がなんのことなのかいまいちわかっていません…。
旦那さんはわたしと同じ過去問集を使っていて、参考書は違うものを買っていました。
『応用情報技術者 合格教本』(※本の画像をクリックすると、この本のAmazonのページ
なんでこれを買ったかというと、
旦那さん
とのことでした。彼にとっては、わたしが使ったようなイラストが多いものは、むしろ使いにくいとか。応用情報は受験者が多いですし、いろんな参考書があるので、書店に行って自分に合うものを探してみるのがおすすめです。
追記(2021/01/20)
2021年1月19日に、応用情報の合格証書が届きました!
