この記事を見ようと思ったのは、「星野リゾートの界 アルプスに赤ちゃんと一緒に泊まっても大丈夫かな?」「赤ちゃんと一緒に泊まりたいけど、良さそうかな?」って知りたかったからですよね?
気になるであろう部分をこのブログ記事にまとめましたので、ぜひ参考にしていただければと。
わたしもいろいろとブログを探したのですが、界 アルプスに関する情報はあまりなかったので、今回書こうと思いました。
※記事中の写真は、撮影許可・掲載許可を取っています。
目次
家族構成は、30代前半の夫婦と0歳6ヶ月の息子さん、です。
息子さんは、首はすわっていますが、まだ自力では座っていられません。寝返りができて、移動は転がるかずりばいです。かわいいです。
じゃらんで予約しました。
宿泊プランは、30日前までの早割プランで、夕食・朝食あり、温泉内風呂付き和室です。
赤ちゃんと一緒に温泉に入りやすいかな、と思って、温泉内風呂付きにしました。内風呂無しのプランより、合計1万円以上高くなりました! が、それでも内風呂付きにしてよかったです。
ちなみに6月末に宿泊していて、日中の気温は30度以上とかなり暑かったです(例年なら梅雨時期なのに、もう真夏の暑さです)。
長野もこんなに暑いんだ! ってなりました。東京よりも蒸し暑さはマシなのですが、日差しが強くて痛いくらいでした。
◆ 星野リゾート 界 アルプスに赤ちゃんと泊まる
お部屋に案内いただいた最初のときは、部屋に特に何もありませんでした。
チェックイン(お部屋で行ないました)の際にスタッフさんから、「よかったらおむつ用のごみ箱とベビーバスをお持ちしましょうか?」とご案内いただいて、持ってきてもらえました。

滞在中に何度もおむつ替えをしたので、おむつ用のごみ箱はとっても助かりました。
ベビーバスは、温泉内風呂の温度が高い場合に、ベビーバスに温泉とお水も入れてちょっとぬるくして入れてあげようと思って一応借りた形です。
でも温泉内風呂はそんなに熱くなかったので、そのまま赤ちゃんも一緒に入れました!(なのでベビーバスは無くてもよかった)

また、そのほか、調乳ポットや補助便座なども借りられるようです(部屋に置いてある黒い冊子に書いてありました)。

息子さんはいつも19時には寝るので、部屋の照明はオフ。暗いと夫婦で話をしたり本を読んだりするのに不便なので、フロントで読書灯を借りました。

ミルクの調乳には、冷蔵庫に入れてあったお水と、部屋のポットを使いました。

夫婦でもよくお水を飲んだので無くなってしまい、フロントに電話して「新しいのをもらえますか?」と聞いたところ、「お部屋で洗面所のお水を入れるか、もしくはトラベルライブラリーのウォーターサーバーで入れてください」とのことでした。
持ってきてくれるとありがたいんだけどなあ、と思いつつ、カラフェを抱えてトラベルライブラリーへ(別の棟にあるので面倒くさい)。

お部屋について補足ですが、玄関は広々としていてベビーカーをそのまま置けました。畳まなくて大丈夫です。

また、お部屋のソファーも広々していて、快適です。

夕食・朝食時には、食事会場にゆりかごを用意していただけました。中はふわふわで、居心地が良さそうです。


ゆりかごの大きさは、生後6ヶ月の息子さんでギリギリかなーと(生後6ヶ月の赤ちゃんでも、大きさがみんな違うのでわかりませんが。息子さんはそんなに大きいほうでは無いと思います。体重は約7kgです)。
いや、もうちょっと大きくなってもいけるかな……?

夕食時(17時半〜)には、このゆりかごの中ですやすや寝てくれました!

自力で椅子に座れるようになったら、椅子を持ってきてもらって隣に座ってもらうほうがいいかもしれません(子ども用の椅子も用意してもらえるようでした)。
まあでもずっと寝てくれていたわけではなく、夕食の後半くらいで息子さんは起きました。朝食のときは、最初から最後まで起きていましたね。
起きているときは、抱っこ抱っこ。置くと泣くので……。それでも、夕食の前半だけでも寝てくれていたので、ゆっくり味わえてよかったです!
どうしようかちょっと迷いましたが、マットレスの上に防水シーツを置いて、その上に寝かせました。
寝返りができて、動き回るので、すぐ防水シーツがぐちゃぐちゃになってしまいましたが……(仕方ない)。

家ではベビー用の固いマットレスに寝かせているので、ふわふわの大人用のマットレスに寝かせるのはちょっと心配ですね。また、添い寝になるので、わたしや旦那さんが息子さんの上に覆いかぶさってしまって窒息する、とかもこわいな、と思うと息子さんのスペースを広く取るしかなかったです。
結果的に、わたしは端の方にいましたが、あまり眠れませんでした。
赤ちゃん用のベッドインベッドを買って持ってきたほうが、わたしは安心してゆっくり眠れたかも。とは思うものの、もう寝返りするのでその中で寝てくれないかもしれません。
今回は電車&バスの旅で、荷物が増えるのは避けたかったので、赤ちゃん用のベッドインベッドを持っていくのは無理だったと思います。
同じ日に、わたしたち夫婦以外にも1組、赤ちゃんを連れているお客さんがいました。息子さんよりもうちょっと月齢の低い子だったような気がします。チラッと見えただけなので、正確なところはわかりません。
お客さんごとに半個室になっている食事スペースは、赤ちゃんがいるわたしたちとほかのお客さんとは少し離してもらっているようで、夕食の際は隣には誰もいませんでした。それでも泣いてしまうと食事会場中に声が響くので、申し訳なかったです。
星野リゾートの中でも界は、たまに子どもを見かけていたので、赤ちゃんがいてもいけそうかな? と思って今回泊まってみました。赤ちゃん用品も用意されていて、食事のときも配慮いただけるので、赤ちゃんがNGというわけではなさそうです。
気を使うのは夕食・朝食時くらいで、ほかの場所では赤ちゃんがいてもふつうに過ごせました(今回は温泉内風呂付きのお部屋にしたので、大浴場に赤ちゃんを連れて行くことはありませんでしたが)。
お部屋も一番端のところだったので、少々泣いても大丈夫かな、と思って過ごしていました。実際泣いたのは夕方の時間帯くらいでしたが、もし夜中に大泣きしたら部屋を出て外のスペースで抱っこして散歩する、とかもできたと思います。
◆ 赤ちゃんとの旅行で、準備しておいてよかった&後悔したこと
旅行中、何度も哺乳瓶や搾乳機を使ったので、洗ってまた使えるようにできてよかったです。
スポンジを小さめにカットしておいて、洗剤は小さなチャック付き袋に入れて、持っていきました。
※離乳食がはじまったくらいから、わたしは哺乳瓶の除菌はほとんどしなくなりました。もうちょっと月齢が低い子だと、消毒用品も必要かもしれません。
界 アルプスの周りには、歩いて買い物に行けそうな場所(コンビニ等)は見当たりませんでした。
なので、必要なものはあらかじめ購入して準備しておく必要があります。
生後6ヶ月の息子さんは、生後5ヶ月から離乳食をはじめていたので、今回の旅行にはキューピーの瓶の離乳食を持っていきました。
スプーンも、いつも自宅で使っているものを持参しましたが、お部屋でスムーズに食べてくれて助かりました。
出産祝いでもらった、WELEDAのベビーソープ(小さめのもの)があったので、それを持っていきました。
界 アルプスには赤ちゃん用のソープは無いので、持っていってよかったです(周りに買えるところもありません)。
これは完全に自己満足ですが、BABBLE BOON(キムラタン)の甚平を買って持っていきました。
とってもかわいい! 星野リゾートの雰囲気とも合っていて、ついつい息子さんの写真をたくさん撮ってしまいます。良い思い出になりました。
界 アルプスまで、今回は電車とバスで行きました。0歳児を連れて。抱っこ紐(エルゴ)とベビーカー両方持っていっています。
まず東京から松本駅まで特急で行って、そこからさらに普通列車で1時間くらいかけて信濃大町駅へ。そこからバスに乗りかえて、約15分くらいで界 アルプスの最寄りのバス停(大町温泉郷)に着いて。さらにそこから10分くらい歩いてやっと界 アルプスに到着します。
最寄りのバス停「大町温泉郷」に着いたのが14:45くらいだったのですが、このとき気温は34度とかだったので、暑くて暑くて。日差しは強く、キャリーバッグやベビーカーなど大荷物を持った状態で数分歩くだけでも、フラフラになりました。歩いて10分の距離でも、めちゃくちゃ遠く感じます。

松本駅でレンタカーを借りて、車で行ったほうがよっぽど便利で快適だっただろうなあ、と後悔しました。
他の宿泊客のみなさんも、車で来ている人が多そうでした。
帰りは、またバス停まで歩いて、そこからさらにバスに乗って……っていうのが面倒になってしまったので、タクシーで信濃大町駅まで向かいました。迎車料金200円を含めて、3300円くらいで行けました。
バスで行けば1000円くらいだったので、2000円ほど高くなりましたが、暑い中大荷物で移動せずに済んだので必要な出費だったな、と思います。
旅行前に息子さんの爪を切り忘れてしまい、旅行中抱っこをしているときに何度も引っかかれてしまいました。
爪切りを持っていけば、いつでも切れたのに……。
息子さん用の、いわゆる野球帽(前面にだけつばがあるタイプ)を持っていきました。
が、日差しがとても強くて、いろんな方向から日光が差してくるので、かぶっていてもまぶしそうで。バケットハットと呼ばれる全面につばがある帽子にすればよかったなーと後悔しました。
0歳の赤ちゃんと夏の旅行をするのは、今回がはじめてでしたが、いろいろよかった部分も見直しが必要な部分もありました。
次回もっと快適に旅行できるようにしたいと思います。この記事がみなさんの旅行にも役立ちますように!
◆ 星野リゾート 界 アルプス 宿泊記
ここからは、今回の界 アルプスの思い出をさらさらっと書いていきたいと思います。写真多めです。
実は、温泉内風呂付きのお部屋に泊まったのは、これがはじめて。
15時にチェックインしたときには、温かい温泉が信楽焼の湯船にたっぷりわいていました。
部屋に温泉のお風呂があって、いつでも入れるのがこんなに楽しくて快適だなんて。知らなかったです。

「温泉に入りたい!」と思ったら、服を脱いで5秒で温泉の中ですよ。
大浴場まで行くのがダルいなーとか思わなくていい、すぐそこに温泉がある滞在。控えめに言って最高。

息子さんは夕方と翌朝に、わたしは夕方と夜と早朝とチェックアウト前の4回くらい入りました。
ここでテレワークとかできたらいいのになあ、疲れたらすぐ温泉で癒せるから、みたいな妄想もしました。いつか本当にやりたい。

お部屋に着いて、ちょっとゆっくりお茶でも飲みながらいただくお菓子。界 アルプスでは、オリジナルのくるみゆべしが置いてありました。
1人1個じゃなくて、1部屋1袋(5個入り)! うれしい〜!

これがもう、モッチモチで、あまじょっぱくて、とっても美味です。
今回は荷物が多いので諦めましたが、車での旅行だったら3袋くらい買って帰りたかった……!
15時から17時まで、館内の囲炉裏のところでおやきとお茶をいただけます。ちょっと小さめのおやきで、夕食にも響かずちょうど良かったです!



また、早朝(6:30-7:00)だけですが、おめざがゆもいただけます。
息子さんと旦那さんは寝ていたので、こっそり部屋を抜け出して食べにいきました。先に2組くらい来ていましたが、混んではいなかったです。


これは田舎体験とは別ですが、いつも星野リゾートの界に泊まるときに楽しみにしている(今まで2回泊まりました)、湯上がり処の飲み物とアイスキャンディーも!
界 アルプスでは、しそりんご酢のジュースとそば茶でした。どっちもおいしかったです。


人につくってもらえて、待ってるだけで出てきて、片付けもしなくていい食事! 温かいものは温かいうちに出てくるし、しあわせです。

後半に出てくる、土鍋ご飯。今回は牛時雨煮と実山椒でした。もちろん炊き立てをいただけます。

この土鍋ご飯、とってもおいしいのですが、かなり量が多くて、いつも食べきれません。
でも大丈夫、「残った分はお部屋で食べたいです」とスタッフさんに伝えると、小さな木箱に入れてお部屋に持ち帰らせてもらえます。

個人的には、夕食の最後に出てくる甘味「林檎のシャーベット はちみつと山葵の香り」が印象に残っています。
写真右下の、ヨーグルトとわさびのソースがピリッと辛くて、でもシャーベットとよく合いました。大きなりんごのドライフルーツも乗っていて、見た目もかわいいですよね!

朝食も、具沢山のお味噌汁に小鉢に焼き物にと、どれもおいしく楽しませてもらえました。


子ども用のお皿とスプーン・フォークもご用意いただけていたので、お味噌汁のお豆腐をつぶして息子さんに食べさせました。おいしかったようで、パクパク食べていました。

今まで、界 川治・界 日光に夫婦で泊まったことがあって、今回の界 アルプスは赤ちゃんと一緒に楽しめました。
また違う星野リゾート 界にも泊まってみたいなと思います。目指せ、界 全制覇!