忙しい人のために、結論から伝えます。
タイトル通り、シャープさんから発売されている自動調理鍋、「ホットクックは神」です。

ホットクックを購入するメリットは、煮込み料理・蒸し野菜・ゆで卵・玄米ご飯がとにかく手軽でおいしく作れる、ホットクック用のレシピが豊富。
デメリットは、価格が高い、置く場所をあけておかないといけない、喋るのがうるさい。
ホットクックに関する後悔としては、なぜもっと早く購入しなかったのか。
もうちょっと詳しく知りたい人は、お時間をいただけるのであれば、以下も読んでいただけると幸いです。ホットクックへの愛を語ります。良いところも、もちろん悪いところも。
シャープさんの公式サイトのホットクックページはこちら→https://jp.sharp/hotcook/(カタログや取扱説明書などもここで確認できます)
目次
◆ 2021年10月に、ホットクック(KN-HW16G)を購入しました。
夫婦共に会社員で、お互い忙しい毎日。どちらも仕事が終わるのが20時を過ぎることも多く、正直、仕事後に料理なんてやってらんない状態でした。
でも、外食やお惣菜、デリバリーが続くと、「ふつうのご飯が食べたい!!!」ってなるんですよね。味が濃くない、昔お母さんが毎日つくってくれていたような煮物とか炒め物とか、そういうのがいい。でも、自分たちにはつくる余裕がない。
そこで、自動調理鍋ですよ。便利らしい、とは小耳に挟んだことがある。噂によると、煮込み料理やカレーなどがすごく簡単にできるらしい。電気圧力鍋っていうのもあるらしい。欲しい…!
しかし忙しすぎて、その自動調理鍋やら電気圧力鍋やらを検討する余裕もなく、たぶん2年くらい経ちました。
そして2020年ごろからのコロナ禍で、いよいよ外食も難しくなります。そんな中、在宅勤務が終わって自室から出てきた旦那さんに「あ、今日の晩ご飯どうする…?(疲れ果てた顔)」って声をかけられるのが嫌で嫌で。
Nana
なんて無駄に内心キレたりしていて。もうこれはダメだ、って思ったんですよね。
それで、いよいよ重い腰を上げて、おいしいご飯を簡単につくれるらしい自動調理鍋・電気圧力鍋を購入することにしました。2021年の秋です。
家電量販店に行くと、専用のコーナーができているくらい種類が豊富なんですよね。シャープさんとかティファールさんとか象印さんとか、とりあえず自動調理鍋・電気圧力鍋のカタログをあるだけもらってきて、検討しました。
各社から発売されているものは、お値段は数万円(2〜6万円)程度。
どれもいろんな料理ができるらしくて、便利そう(ただし、自動調理鍋は圧力をかけて調理するわけじゃないので、時短にはならない)。正直、似たり寄ったりな感じ。
その中でもホットクックを選んだのは、「本でも個人が発信しているものでも、レシピが多い!」という理由から。ホットクックのレシピ本もたくさん出てるし、GoogleやTwitterやInstagramで検索しても個人の愛用者のレシピが山盛り出てくる。これならいろんな料理を試しやすそう、と思いました。
そこから、我が家の財務大臣(旦那さん、家計を管理してくれている)にホットクックのことを話してみるも、
旦那さん
と鈍い反応だったので、いったん自分のおこづかいからホットクック(税込6万6000円、2〜4人用、1.6ℓ)を即購入。強制的に導入して、良さそうならあとで交渉してお金を家計から出してもらう作戦にしました。



で、結論、買ってよかった!
あったかくておいしい料理が、手軽に味わえるようになったから。

◆ ホットクック導入のメリット・デメリット

これはもう、「今までなんで鍋を監視しながらコトコト煮込んでたんだろう、ぜんぶホットクックに任せたら、こんなにおいしいものが手間なくできるのに!」って感動しました。
煮込み料理が本当においしいです。
特に、骨つき系の肉を煮込むのが最高! 1時間以上かかるものもありますが、その間放っておけばいいので楽です。


煮込み料理もおいしいですが、スープ系もとってもおいしく仕上がります。
ふつうのおみそ汁ならコンロでやっちゃったほうが早いかもしれませんが、豚汁などの具沢山系はホットクックに任せたほうが、具材がやわらかく味も染み込んで美味です。

今まで蒸し野菜をつくったことがありませんでした。だって、蒸し器持ってないし…。
でもホットクックなら、ブロッコリーでもれんこんでもかぼちゃでも、おいしく蒸しあげてくれます! 野菜を切って、入れて、スイッチ押すだけ!
特に、かぼちゃやさつまいもは、甘みが引き出されて超おいしいです! 気軽に蒸し野菜をつくれるようになったので、積極的に野菜を食べるようになりました。
ゆで卵、好きなんですけど、ゆでている間に火を見ておかないといけないのが面倒で…。さっとできる目玉焼きなどに逃げることが多かったです。
でもホットクックなら、卵を入れて、水を入れて、「ゆで卵」を選択してスイッチを押せば、15分後に完成!
朝に「ゆで卵が食べたいなー」と思い立ったら、すぐできるので重宝しています。

健康のためでもあり、便秘予防のためでもありますが、わたしは玄米を食べるようにしています。
が、玄米を炊くのって面倒でした、今までは。
一晩水につけておいて、そのあと圧力鍋を出してきて、炊飯して、でもたまに水加減で失敗してちょっとべちゃっとなっちゃって、あんまりおいしくないこともあって…。
それが、ホットクックでは、失敗なくおいしい玄米ご飯を炊けるんです!
炊き方は、こちらのブログを参考にさせてもらっています。
↓
「ホットクックでの炊飯は玄米もOK。低温調理で発芽玄米も作れる。」(「旅とマイルと」さんのブログ)
この通りやれば、簡単で失敗しなくて、おいしい玄米ご飯が食べられるのでとてもありがたいです。
ホットクック、煮込みも蒸しも炊飯もできるなんて、やはり神では???



「玄米2.5合で、水を3合のところまで入れて炊飯、ってやったけどいつも蒸気口のところから水が漏れてこぼれちゃう!」って人いますか? わたしもそれに悩んでました。

こんな感じですよね。水をちょっと少なくして炊いてもこうなっちゃって、わたしも困っていて。
でもこれ、蓋を開ける前はたぶんこぼれてないと思うんです。この蒸気口のところに溜まっているので、「炊けたー!」って喜んでいきなり蓋を開けるんじゃなくて、「ここの蒸気口のパーツを先に外す→外したあとにキッチンペーパーでもつめてから蓋を開ける」って流れでやると水がこぼれないです!

ここに文句をつけるのは、シャープさんに大変申し訳ない。価格分はしっかりお仕事をしてくれるキッチン家電です。
うん、高いですよねー! 高級家電だと思います。6万6000円あったら、ちょっとした旅行だってできるし、ほかに買い替えたい日用品や家具だって買えちゃうし。
でも、わたしはやっぱりホットクックにお金を出して良かったです。
毎日使えて、野菜多めの健康的な食事ができることも増えて、キッチンに拘束される時間も減って、便利で良いことばっかりなので!
これは電気圧力鍋だと解決されるんじゃないかなと思うのですが、ホットクックには圧力調理機能はないため、時間はかかります。
煮込み料理だと、1時間以上かかるものもふつうにあるし、「夕食前にささっとつくりたい!」というニーズは満たしてくれません。
なので、夕食が19時くらいからだとすると、逆算してその1時間とか30分とか前(※料理による)には準備しておかないといけないのがちょっと面倒かもしれません。
でも調理は自動なので! 仕込みさえすれば、あとは放置でOK! その間、何も気にせず仕事できます!
2021年発売の最新型だと、今までのホットクックよりちょっと小さくなったみたいなんですけど、それでも炊飯器くらいのサイズです。まあまあデカい。
キッチンにもうひとつ炊飯器を置くスペースを用意するのって、意外と難しいですよねー。
わたしはホットクック購入を機に、キッチンの大掃除と大整理を実施しました。新しくモノを置く場所なんて無かったので。

最初は仕方ないと思うんですけど、ホットクックであんまりおいしくできない料理もありました。
まだ使い始めて数ヶ月なので、加熱時間や具材や水分を工夫して改善できるものなのか、ホットクックでの調理に限界があるのか、わかりません。
わたしも旦那さんも「これは微妙だね〜」ってなったのは、パスタ料理でした。
麺を別茹でしなくてよくて超簡単だったんですけど、麺がやわらかくなりすぎていて、「少し手間でも普通につくったほうがいいね」って。
パスタもホットクックでつくれるようになったら、お昼ご飯とかかなり助かるんだけどなー!!! でも、おいしくないもの食べるとテンション下がるし。もうちょっとうまくできないか、引き続きチャレンジしてみたいと思います。
ホットクックさん、喋る家電なんですよ。可愛らしいですよね。「加熱していますよー」とか、「がんばってつくってます」みたいなこと言うんです。
でもちょっとおしゃべりが過ぎるというか、正直、うるさいって思うこともあります。
調理が完了したときに教えてくれるんですけど、
「あと1分!」
「あと10秒!」
「できあがり!」
「できましたよー!」
ってもう、ね。わかりましたよ!って感じで。忙しいときは、ちょっとイラっとすることもあります。
◆ おすすめのホットクックレシピ本、レシピサイト
ここでまとめると、長くなってしまうので、別記事を書きました。
ホットクック用のいろんなレシピ本が出てるのありがたい〜!
個人が発信しているレシピも、おいしそうかつ手軽で、とっても重宝しています。「ホットクック 料理名 レシピ」で検索すれば、欲しいレシピが見つかるので、やっぱりホットクックにしてよかった!

特におすすめの本は、『暮らしが変わる! 家に帰ってスグおいしいホットクックごはん』です!
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◆ まとめ:もうホットクックなしでは生きていけない。

材料を入れて、ボタンを押して、待てばできあがり!
もうこの便利さを手放せません。ホットクックがないと生きていけない。それくらい愛用しています。
心から買って良かったと思うし、なんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔しています。
洗い物が多い? もしかしたらそう思う人もいるかもしれませんが、わたしはそんなに気にならなかったです。

基本的に毎回洗うものは、「内鍋」「内ぶた」「つゆ受け」「蒸気口カバー」の4つで、つくる料理によってそこに「まぜ技ユニット」や「蒸しトレイ」が加わります。
がっつり汚れるのは内鍋やまぜ技ユニットくらいで、内ぶたやつゆ受け、蒸気口カバーなんかはほとんど汚れもつかなくて。さっと手洗いする程度です。
それに、内鍋以外は食洗機に入れても大丈夫!
だから、洗い物のことはそこまで心配しなくていいんじゃないかな、と個人的には思います。

ちなみに、最初は自腹で買って無理やり導入したホットクックでしたが、ホットクックでつくった様々な料理は旦那さんからも大好評。
結局、ホットクックの購入費用は家計から出してもらえることになりました。
もし、自動調理鍋・電気圧力鍋でどれを買おうか迷うなら、わたしはホットクックがおすすめです!
